Mark Estelの絵画
フランス人画家Mark Estelが大好きで、
神戸まで個展を見に行ってきました。
高3の冬に受験が終わって、心にゆとりができ母と一緒にMark Estel展にいってとある絵を見たときに、自然と目から涙がでてくるのでした。
その絵は、キラキラと光る湖の奥に小さな鹿が描かれていて、とても幻想的であり、初めて神秘的という感覚になりました。
当時の私は絵を描くのはうまくないけれど、美術の先生に、絵に対する感性は褒められていました。でもここまで感動し涙する絵との出会いは初めてでした。
絵がただ綺麗なのではなく、見ていると自分の中にある過去見てきたすべての美しいものに感じた感情が一気に上がってきて涙になった気がします。
そして、高校生の私が静かに絵の前で涙を流していると母は「このこおかしいのかしら」というソワソワ感でしたが、なんと画家のMark Estelが隣に来てくれて優しく一緒に絵をみてくれました。自分と同じ目線になってくれてすごく温かみのある人。
壮大な世界が見事に1点集約される感動がずっと忘れられずにいました。
またMark Estelの絵画を見たい。。。
そして、この度神戸で個展があるとのことで
念願の再会をすることができました!
同じ絵はもうありませんでしたが、やはり本物を近くで見ると皮膚感覚がソワっとなり、心はザワザワとしながら、あったかい涙がでてくきます。
本当に美しく、絵の中のすべての境界線が嫌味なくドラマティックに物語を切り取ったような世界観です。見ていると心が澄み渡ります。
個展開催者の方にお話しを伺うと、「Mark 先生は、絵画の売り上げや、世界中におうちがあったけどほとんど打売って寄付にしてスリムな生活をされています。会われた20年ほど前から日本の神話を描き、各地の神社に奉納されているんです。」Mark 先生の絵に感動される方が増えており、口コミで人気になっているそうです。
日本の可能性を表現している外国人がこうやって人気になるのはほんとにうれしいです。
18年前の出会いの意味がいまとてもよくわかります。
時空間を超えて感じる世界が、目で見る世界より力強く物語っていくことを感じます。
私が、nTechという教育技術と出会い、ノジェスが韓国人でありながら日本の可能性を24年も発信し続けてるいることに勇気づけられ、条件付けられない自信と不動心をもって仕事をしていられるのは、18年前から予感していた必然的な事だったと思います。
ご本人に、「お久しぶり」と言ってもらえました笑笑
こちらの絵をセッションルームに飾ります❤️
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所春妙