勇気ある甥っこに感動物語

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3月生まれで小さくて

同じ学年のなかでは、

なんでもスローリーな男の子。

 

さらに一人っ子だからか、

競争心ゼロでマイペース。

宿題もできるだけしないタイプ。

家族もソワソワするくらいのマイペースキングでした。

 

勉強も得意ではなく、

どこの高校に行くのか。。

 

という去年の暮れのこと。

 

いつも何があっても平然としていた

甥っ子は、ある日

両手血だらけで登校し

嗚咽しながら、わんわん泣いて

何を喋ってるのかわからないくらい

大泣きしていたそうです。

 

やっと保健室の先生が聞き出せこと。。

 

「猫ちゃんが車にひかれた。

道路の真ん中から猫ちゃんを抱き上げて

隅っこに避けた。近くを通ったおばちゃんに

もう死んじゃったと思うから保健所に電話してくださいって言ってきた」

 

とギリギリの日本語で言ったそうです。

 

いつもぼーっとして

お風呂やトイレでも必ず寝るような

おっとりした甥っ子が

いざとなると

こんな的確な判断と

勇気ある行動をとったなんて

聞いた瞬間家族みんな泣いてしまいました。

大人でも血だらけの猫を

抱えあげる勇気があるでしょうか。

そして、中3男子が嗚咽して泣くほど

悲しったという感情の表現。

 

何ができる子だ

という世界ではなく

心が豊かなことが

家族としては

嬉しくてたまりませんでした。

 

甥っ子は、担任の先生も感動させ

「僕は教師人生こんなことは初めてです。こんなに素晴らしい生徒をもてたことが誇りです!勉強は苦手でも必ずいい高校へいけるようにしますから!」

 

このおかげで

無事に進学先が決まり

昨日中学を卒業しました。

甥っ子は、心のなかで色々と

気づいたことがあったようです。

 

こころ優しい子供達が

安心して羽ばたける社会づくり

 

私も頑張らないとなと

改めて思えた出来事でした。