実は変化しまして⑤
前回に続きまして月末の変化シリーズです。
27歳の時は、大手企業で就職支援事業に携わり
意思疎通に限界を感じながらも走るしかない現状。そこでやってしまったのがパワハラでした。すぐに仕事を見つけないも大変な18歳のメンバー。緊急でありながらもできるだけやりたいとおもう職種でお給料も大卒に負けないくらいいいところで働けたら良いなぁという価値観が私にはありました。その気持ちのなかで奇跡的に見つかった研修先がそのメンバーを大卒と同じ条件で特別に採用してくれることになり本人と喜びました。しかし、それから2ヶ月後には、私には内緒で欠勤を繰り返していたことがわかり採用が危なくなってしまいました。そこで私は本人に電話で、理由を尋ねたところ、とても反抗的な単語がたくさん飛んできたのでした。私は思いました。あなたがここで頑張らないとこんなにいい就職は無いよ、チャンスを逃すなんていままで頑張ったことも未来も台無しだよ!と。 そのことは、言っても伝わらず、私は最終的には厳しく怒鳴りつけました。
オフィス中には響き渡る声で。
逃げるな!!って。
本気だったんです。私も。愛情の表れではあったものの、現実はそうではなく彼は傷つきさらに引きこもりになってしまいました。
この時に私は自分の思い方考え方に反省するどころか徹底的に自己否定に陥りました。
変わらないとやばい。良かれと思ってやったことが相手にとってはトラウマになってしまうなんて、生きていくが怖くなりました。いつ傷つくか傷つけられるのかもわからないこの現実も自分も怖くなりました。暫く体を壊し不整脈で電車に乗れなくなりました。
消えてしまいたい。